『食べる』ことの大切さ > 食事はなるべく家族みんなで
食事はなるべく家族みんなで
ひとりで食事をすることに慣れている人でも、ふと気がつくとなんともいえない寂しさを感じることはないでしょうか。
・お父さんは一時間以上も電車に揺られて会社に向かい、残業や付き合いもあって帰りが遅くなることもあるでしょう。
・お母さんも女性の社会進出や、住宅ローンや教育資金の足しにと仕事に出る人が多くなっています。
・学歴偏重社会の中で、子供たちは複数の塾や習い事を抱えています。
このように、現在は家族のそれぞれが抱える環境が異なってきており、「個食」(家族がいるのに個人個人で食事をとる)の家庭が多くなってきているようです。
1980年代には、 家庭が教育としての場の機能を失い、食生活が正しく営まれなくなってきてしまっていることを問題視した論調の中から、「かぎっ子」というキーワードが生まれました。
時を経て20世紀末頃になると、特に都会において子供の塾通いや習い事などで帰宅が遅くなり、親との生活サイクルがかみ合わなくなってしまったりすることで共に食事をすることができなくなってしまい、子供がコンビニエンスストアのお弁当やファーストフードのハンバーガーなどで食を済ませてしまうという、 子供にとって大変不健全な食生活が見られるようにもなりました。
かつて「団欒」はどの家にもあるものだったと思います。
お父さん、お母さん、子供がそれぞれの「社会」で頑張るためには、「一家団欒」という充電ゾーンが欠かせないものではないでしょうか。
家族がそれぞれに都合を合わせて同じ時間にテーブルを囲み、その日のこと、明日のことを何気なく話しながら食事をすることで、ほかでは得られない精神的なゆとりや安らぎが得られることと思います。
